
こんにちは。もいみです。ご覧頂きありがとうございます。
おうちでモンテッソーリ教育を行うために役に立つ知識を、何回かに分けてまとめていきます。
主に幼児期に焦点を当てた内容です。
おうちでモンテッソーリ教育をやってみたいなと思っている方、よかったら見てみてくださいね!
まずはじめに・・・
モンテッソーリ教育とは100年ほど前に教育学者であるマリア・モンテッソーリという人が確立した教育方法です。生理学、医学、生物学など様々な分野から成り立っています。そのことから科学的教育方法とも言われています。人の発達に則ったすばらしい教育方法なのです。
モンテッソーリ教育のはじまり
モンテッソーリはスラム街に「子どもの家」という、施設をつくったことからモンテッソーリ教育ははじまったと言えます。
そこでは、子どもが自分で何でもできるように、子どもサイズの机や椅子、棚、そしてモンテッソーリが作った教材が用意してありました。
初めは無気力であったり、乱暴者であったりしたスラムの子ども達でしたが、子どもの家で過ごすうちに、生き生きとした子どもに変わっていったのです。
自分が取り組みたい教材を自分で選び、深く集中して作業に取り組み、その作業をやり終えたとき、子ども達の顔つきから言葉遣いや態度までもがきれいになっていったそうです。
そこでモンテッソーリは、子ども達を観察しながら、子どもの考え方、感じ方、そして子どもが自立していく過程の法則を見出したのです。

モンテッソーリ教育では、「子どもは、環境を整えてあげて、やり方や方法を見せて伝えれば(提示すれば)自分でできる!」という考えが前提にあります。
子どもが自立していく過程
1.自分から何かに興味を抱く。
2.興味を抱いたことに自分から関わる。
3.関わったことを繰り返し続ける。
4.達成感、満足感を得る。
5.自分からやめる。
6.自信に繋がり、自己肯定感が上がることによって良い方向へ変化する。
7.また別のものに興味や関心を抱く。
このようなサイクルによって子どもは成長していき、自立に向かいます。そして、これらのサイクルを繰り返すうちに子どものその子本来の良さが現れてきます。
逸脱発育から正常化へ
無気力であったり、乱暴であったり、反抗的であったり、いじめをしていたり・・・このような困った状態のことを「逸脱発育」といいます。
しかし、上記の自立していく過程を踏みしめていくことで、思いやりや協調性、秩序や規律を重んじるなど、その子本来の良さが出てきます。
それを「正常化」と言います。これは大人が子どもに、「適切な環境」を用意し、正しい関わり方をすることで、子どもなら誰でも「正常化」への道筋を辿ることが可能だそうです。
まとめ
- モンテッソーリ教育の目指すところは子どもの自立!
- 自立に向かう過程でその子本来の良さがでる!
- 正常化と逸脱発育

最後までお読みいただきありがとうございました。
参考元:藤崎達宏「0〜3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」
相良敦子「お母さんの「発見」」
相良敦子「お母さんの「敏感期」」
相良敦子「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」
スーザン・M・スティーブンソン「デチタでチたできた!」
コメント