
こんにちは。もいみです。
以前0歳児の発達に合った玩具を紹介しました。今回は1歳児の発達に合った玩具を紹介します。
今回の記事ですが、「玩具の選び方~発達に重要な敏感期」の部分に関して、「0歳児におすすめのおもちゃ10選!発達に合ったおもちゃの選び方!」の記事から一部改変してありますが、ほぼ同じ内容です。飛ばして読みたい方は、「1歳児の発達の目安」からお読みください。目次から飛べます。
玩具の選び方
安心・安全であること
子どもは、玩具を口にいれることがあります。そのため、自然素材でできたものや、無害の塗料を使ったものがおすすめです。
シンプルな機能であること
たくさんの機能がついた玩具は、大人から見たら、良さげに見えるかもしれません。しかし、シンプルな機能の玩具のほうが、子どもにとってわかりやすいため夢中になります。特におすすめなのが、目的が明確な玩具です。例えば、下記の玩具は、積み木をすべてボックスに入れたら終わりです。遊びの「始まり」と「終わり」がわかりやすく、目的が明確です。
目的が明確な玩具は、豊かな想像力を育む土台作りになります。また、遊びの「終わり」がわかるため「できた!」という達成感にも繋がります。
素材や色合い、作りが美しいこと
人間のセンスは、幼児期に形成されます。そのため、美しいものを子どもに提供することでセンスを磨くことができます。また、プラスチックよりも木を使った玩具の方が自然の豊かさやぬくもりを感じることができます。
おすすめの玩具メーカー5選
ネフ社
スイスの玩具メーカーです。
色合いが美しく、独特なデザインです。塗料も人体に害のないものを使っているため、赤ちゃんにも安心です。お値段はかなりお高めですが、品質は最高です。子どもに最高の玩具をプレゼントするなら、ネフ社がおすすめです。
ジーナ社
ドイツの玩具メーカーです。
美智子様が愛子様に贈られた音のなる積み木、ベビーキューブが有名です。
カラフルでインテリアにもなりそうな美しいデザインのものが多いです。
グリムス社
ドイツの玩具メーカーです。
アーチレインボーが有名です。おうちでモンテッソーリ教育をされている方のインスタでもよく見かけます。
色合いが美しく、木のぬくもりが感じられます。塗料も人体に害のないものを使っているため、赤ちゃんにも安心です。
ハバ社
ドイツの玩具メーカーです。
こちらもカラフルな木製のおもちゃが多いです。安全性については、ヨーロッパの基準とアメリカの基準、どちらも満たしているので安心です。
ニック社
ドイツのおもちゃメーカーです。
木製の玩具が多く、主にカエデやブナを使用しています。プラステンが有名です。
発達に重要な敏感期
子どもには「敏感期」という、ものすごい集中して何度も同じことを繰り返す時期があります。例えば、ティッシュペーパーを箱からたくさん「ひっぱる」、何度もテーブルからものを「落とす」などです。これは、子どもが無意識のうちに、成長するために行なっている「やりたい行動」なのです。
「やりたい行動」に合った玩具を用意することで、子どもの発達に良い影響を与えます。
1歳児の発達の目安
子どもの「やりたい行動」を1歳〜1歳半と1歳半〜2歳にわけてまとめてみました。
粗大運動:身体全体を使う運動のこと
微細運動:手指を使う運動のこと
感覚:視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感のこと
粗大運動 | 微細運動 | 感覚の発達 | |
1歳 〜 1歳半 | 歩く、階段を1段ずつ登る、椅子に座って作業ができる | 積む、たたく、にぎる、つまむ、落とす、引く、並べる、押す | 言葉と動作が結びつく、言葉を1.2語言える、指差しをする |
1歳半 〜 2歳 | ボールを蹴る、ボールを投げる、じゃんぷする | まわす、はさむ、通す、貼る、ちぎる | 色や形の区別ができる、音楽に合わせて身体を動かす |
この表はあくまでも目安です。
発達には個人差があります。発達のスピードを気にしすぎたり、他の子どもと比べるのではなく、自分の子どもをよく観察することが大切です。
観察することで、その子の「やらなければならない行動」が見えてきますよ。
おすすめのおもちゃ12選
微細運動を行うのにピッタリのおもちゃをメインに紹介します。
(おもちゃでは無いものも一部含まれますが、簡単に手に入るものなので、おもちゃやないやんというツッコミは入れないでください。笑)
手指をよく動かすことは、子どもの脳の発達と大きな関係があります。特に、親指、人差し指、中指を使っているときは、脳の神経細胞が最も活性化します。良い頭を育てるためには、この三本指をよく使うことが大切です。
手指と脳の詳しい解説が気になる方は、こちらの本の一部にわかりやすく解説されているのでをおすすめです。
「積む」動作を行うおもちゃ「積み木」
積み木は、物を「積む」動作をするのにぴったりのおもちゃです。さまざまな種類がありますが、おすすめは、ジーナ社のベビーキューブです。
音が鳴るため聴覚への刺激、色が美しいため視覚への刺激もあり、楽しめます。また正方形でシンプルなため、積みやすく、「積む」練習にはぴったりの積み木です。
「たたく」動作を行うおもちゃ「シロフォン」
「たたく」動作をするのにおすすめしたいのが、シロフォンです。選んでいただきたいシロフォンは、音の調律がきちんとされたものです。
3歳までの子どもは特に、吸収する精神という、周りの環境をなんでも吸収する能力があります。
そのため、調律の取れた綺麗な音を日頃から聴くことは、音楽のセンスを磨くことに繋がります。
「落とす」動作を行うおもちゃ「ボールトラッカー」「スロープ」
丸い穴を目掛けて、「落とす」動作をすることができます。落としたボールがコロコロと転がるのを目で追いかけるため、注意力や集中力が発達すると考えられます。
「押す」動作を行うおもちゃ「ハンマートイ」
こちらのハンマートイは0歳児のおすすめのおもちゃでも紹介しましたが、1歳児でもお勧めです。ハンマーを使わずに、手で「押して」穴に入れます。
ハンマートイなので、少し力がいるかと思いますが、力を入れて押す練習ができます。
「引く」動作を行うおもちゃ「プルトイ」
「引く」動作をおこうなうためにはプルトイがぴったりです。
プルトイは、引っ張ることで後ろのおもちゃが付いてきます。この紐を引っ張るとおもちゃがついてくるということを理解することに繋がります。
「つまむ」動作を行うおもちゃ「型はめパズル」
「つまむ」動作では、かたはめパズルをお勧めします。
パズルのような、遊びの「始まり」と「終わり」がわかりやすいおもちゃは、想像力を培う土台となります。
他にも、つまむ動作はのちのちお箸や鉛筆を持つための練習にもなります。そのため、一つは持っておきたいおもちゃですね(*^^*)
「貼る」動作を行うシール
「貼る」動作ではシンプルな丸シールをお勧めします。サイズは20ミリ程度から始めるのが扱いやすくておすすめです。もし難しいようでしたら、導入として丸いマグネットをホワイトボードに貼ったり剥がしたりするのもいいかと思います。
20ミリ程度のシールに慣れたら、徐々にサイズを小さくしてみてくださいね(*^^*)
「まわす」動作を行うおもちゃ「ハンドル」「ネジ回し」
最初は車のハンドルくらいの大きさのものを回せるおもちゃがおすすめです。
手全体を使ってまわすものから、徐々に、ねじ回しのおもちゃにステップアップするのがいいかと思います(*^^*)
「はさむ」動作を行う洗濯バサミ
最初は、洗濯バサミで厚紙をはさむ練習から行うのがおすすめです。のちのちピンセットで、ものをつまむ動作に挑戦してみましょう。
「色や形の区別」「ならべる」動作を行うおもちゃ「円柱さし」
色や形が区別できてくるようになったときにおすすめしたいのが、こちらの円柱さしです。色によって、分けたり、並べたりして遊ぶことができます。
「ちぎる」動作を行う「おりがみ」「新聞紙」
「ちぎる」といえば、やはり紙類かと思います。おもちゃを買うのではなく、折り紙や新聞紙などおうちにあるもので、どんどんちぎる練習をするのがいいかと思います。

おもちゃは、購入するとなるとそれなりの価格がするので、慎重に選びたいですよね。
また、おもちゃを購入するとどうしても場所を取ります。おもちゃのレンタルサービスもあるので、レンタルをするというのも一つの方法ですね。
おもちゃのレンタルについてはこちらの記事で人気の4社を徹底比較しています。
購入か、レンタルにするか、それとも購入しつつレンタルもするかはそれぞれのご家庭の事情で決めるのが良いかと思います。
よかったら見てくださいね!
まとめ
- 玩具は、「安心・安全であること」「シンプルな機能であること」「素材や色合い、作りが美しいこと」を基準にして選ぼう
- 子どもの「やらなければならない行動」に合わせた玩具を選ぼう
- 購入以外にもおもちゃはレンタルサービスがある。

ママ向けのお得情報もまとめているのでよかったら見てくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもこの記事がお役に立てたら幸いです。
応援してもらえたら嬉しいです(^o^)

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参考元:スーザン・M・スティーブンソン「デチタでチたできた!」
藤崎達宏「0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」
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