モンテッソーリ棚はどれがいい?特徴や選び方、おすすめの棚を徹底解説!

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おうちモンテで使う棚に興味があるけどよくわからない・・・

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子どもが自分でおもちゃを片付けるようになって欲しい・・・

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そんなお悩みや疑問はないですか?

モンテッソーリ教育では、棚に直接教具を置くことで、子どもが自主的に片付けるような環境を作り出しています。

この仕組みをおもちゃの収納でも取り入れることで、子どもは自主的に片付けるようになります。

直接棚に置く収納方法については、下記の記事に詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。

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今回は、おうちモンテで使えるモンテッソーリ式の棚(教具棚)を購入するための、選び方や具体的な商品の比較を行っていきますね。

この記事を読むことでこんなことがわかります

✔おうちモンテで使う棚の選び方を知りたい
✔モンテッソーリ教育で使う棚の特徴を知りたい
✔おすすめの棚を知りたい

目次

モンテッソーリ教育で使われる教具棚とは?

モンテッソーリ教育では、教具と呼ばれる専用の教材を使って活動を行うことがあります。

具体的には、ピンクタワーや円柱さしが当てはまります。

教具棚とは、教具を収納するための棚になります。

教具棚は、高さが低く子どものサイズであり、見た目も開放的で、子ども達にとって魅力的なものです。

活動を行う際は、教具棚から自分の興味のある教具を取り出して、活動に取り組み、終わったら自分で元あった棚の場所に片付けます。

このように、自分で選んで教具を出して、片付けまで行うことで、自主性を育むことに繋がります。

モンテッソーリ教具棚の特徴

モンテッソーリ教育での教具棚には、具体的な定義はありません。
しかし、モンテッソーリの幼児教室では、下記の特徴を備えた棚がよく使われています。

素材・・・木製などの自然由来のもの。
色・・・白色や自然本来の明るい色のもの。
サイズ・・・子どもが手の届く高さのもの。
作り・・・開放的であるもの。

この特徴を踏まえた上で、おもちゃの収納棚を購入することで、

  • 自分でおもちゃを選ぶことができる
  • 自分でおもちゃを取り出すことができる
  • 自分でおもちゃを片付けることができる

ようになると考えられます。

子どもは、「自分」でできるようになることで、達成感や満足感を得ます。
達成感や満足感を得ることで、自分でおもちゃを選び、取り出し、片付けることが楽しいものとなります。
嫌いだった片付けることも楽しいこととなるため、片付けることが習慣化されていきます。

おうちで使えるモンテッソーリ教具棚の選び方

モンテッソーリ教具棚をおうちでおもちゃ棚として使用する場合(もちろん教具棚としてでも!)の適切な素材、色、サイズ、作りを見ていきたいと思います。

素材

自然由来のものが望ましいです。
特に木製がおすすめです。

プラスチックは値段が安価というメリットもありますが、温かみや美しさは自然由来のものには劣ると思います。

モンテッソーリの幼児教室などで使われている教具棚も素材は木製のものが多いそうです。

また、角の面取り加工がされたものが安全でおすすめです。

明るい色が望ましいです。
特に、自然本来の色のものや白色がおすすめです。

明るい色のものは、暗い色のものよりも圧迫感が少なく、部屋も極端に狭く見えるということもないかと思います。

サイズ

子どもの手が届く高さのものがおすすめです。

そのため、乳児の場合と幼児の場合ではサイズが変わってきます。

高さ構成
乳児(0〜2歳)30〜60センチ1、2段
幼児(3〜6歳)60〜90センチ2、3段

ちなみに、奥行きは30センチ前後がおすすめです。

天板の高さを変えられる可動式だと、子どもの身長に合わせて、高さを変えられるので長く使うことができます。

モンテッソーリ教育は、「環境を整えて、やり方や方法を示せば、子どもは自分でできる」という考え方に基づいています。

逆を言えば、子どもが何かできないということは、環境が適切でないか、大人のやり方や方法の示し方が良くないということです。

ちなみに、大人が子どもに何か教えることを提示と言います。
提示の詳しいやり方は下記の記事をご覧ください。

作り

作りは開放的なものがおすすめです。

引き出しが付いているものだと、中身が見えないため、子どもが自主的におもちゃを取り出したり、片付けたりすることが難しくなります。

おすすめのモンテッソーリ教具棚4選

いろいろと探した結果、おうちで使える物で、特におすすめの棚をいくつかピックアップしました。
値段や大きさ、色味など、それぞれ違いますのでご家庭に合うものを選んでみてくださいね。

ブロック社 白木棚

こちらは、モンテッソーリの幼児教室でよく使われているブロック社の白木棚です。

サイズは、幅90×奥行き30×高さ60センチになります。
理想的なサイズですね。

素材は、パイン材が使われていて、色も自然本来のものでとても美しいです。
角の面取り加工も施されているので、安全ですね。

モンテッソーリの幼児教室でも使用されているような本格的な棚が欲しい方や、日本製のものが欲しい方はブロック社の白木棚がおすすめです。

また、ブロック社の白木棚は背面付きのものもあります。

オープンボックス

こちらは、1段タイプのオープンボックスになります。
国産ヒノキの無垢材で作られている棚で、おもちゃ棚としての活躍が終わっても別の用途で長く使えるお品です。

また追加購入することで、年齢に合わせて、2段3段と増やしていける点が魅力です。

ただし、面取り加工はあまりされていないようです。

サイズは、幅70×奥行き35×高さ35センチになります。

我が家のおもちゃ棚は、一段のオープンボックスを使用していますが圧迫感がなく、非常に使いやすいです。

こどもと暮らし お片付けラック

こちらは、子ども用に作られたラックになります。

サイズは、幅80×奥行き34×高さ83センチになります。
高さは幼児のサイズですが、天板の高さを変えられる可動式ですので、乳児の頃から使えます。

素材はパイン材を使用しており、色は、自然本来のものをベースとなっています。
側面部分のみ、ホワイト、グレー、ナチュラルと三色展開されています。

おうちの雰囲気に合わせて、好きな色を選べます。

また、こども用に作られたラックですので、角の面取り加工も施されています。

お値段は15000円程です。

ブロック社の白木棚は高いけど、それに近いものが欲しいという方は、こちらがおすすめです。

サンワダイレクト ウッドラック

こちらも見た目は先程のこどもと暮らしのお片付けラックに似ていますが、サイズが少し異なります。

幅58.5×奥行き40×高さ80センチになります。

こちらも天板の高さを変えられる可動式になります。
ブロック社や子どもと暮らしのものと比べてかなり奥行きがあり、幅が狭くなっています。

素材はこちらもパイン材を使用しており、色も自然本来のものになっています。

ただ、子ども用に作られているものではないため、角の面取り加工は施されていません。
角の面取り加工がされてない点が気にならないのであれば、こどもと暮らしの収納ラックよりも安いので、こちらがおすすめです。

IKEA テレビ台

こちらはテレビ台なのですが、モンテッソーリ教具棚としても使えます。

サイズは、幅90×奥行き26×高さ45センチになります。
高さが低いため、乳児の頃にぴったりのサイズですね。

素材は自然素材ではありませんが、色は白と黒です。
角の面取り加工もされてないのですが、圧倒的に値段が安く、コスパは抜群です。

少しでも安く買いたい、家具にお金は掛けたくないという方はIKEAのテレビ台がおすすめです。

0歳の時のおもちゃ棚

我が家では息子が0歳の頃は、おもちゃの数が多くないため、本棚の一部を教具棚として使用していました。

本棚とおもちゃ棚(教具棚)は別にした買ったのですが、リビングがそこまで広くないので、本棚とおもちゃ棚を一緒にしていました。
我が家のように広々としたスペースは取れないといった方には、我が家が使っているこちらの本棚をおすすめしたいです。

モンテッソーリ教育では、教具棚は0歳から置くことをが推奨されています。

赤ちゃんは、何も出来ないように思えますが、寝返りやハイハイができるようになると、自分でおもちゃを取りにいきます。

また、棚においてあるおもちゃが気になり、つかまり立ちをすることにも繋がります。

ぜひ可能なら0歳から教具棚を置いてみてくださいね(*^^*)

1歳の時のおもちゃ棚

現在は、おもちゃ棚を購入したことで、絵本とは別で収納しています。

こちらの棚は、個人的に作って頂いたものですので、販売元は紹介できないのですが、一段のオープンボックスタイプは、
息子の身長よりも低く、棚からおもちゃが落ちてくる等の危険性もなく安心して使えます。

こちらの商品が我が家のものと近いです。

教具棚を用意することも大切ですが・・・

モンテッソーリ教育では、「環境を整えて、やり方や方法を示せば、子どもは自分でできる」という考えが前提にあります。

これは教具棚を用意して、環境を整えただけでは意味がないことを示しています。

環境を整えた上で、周りの大人がやり方や方法を示すことで、初めて意味を成します。

はじめは、教具棚を用意しても、子どもがおもちゃで遊んだら、出しっぱなしかもしれません。

そんな時は、パパやママが一緒に片付けて、その姿を見せてあげてください。
そして、片付け方を子どもに教えてあげてください。

モンテッソーリ教育では、大人が子どもにやり方を教えることを提示と言います。
提示のやり方は下記に記事で解説していますのでよかったら見てください(*^^*)

自分で、おもちゃを選んで、遊んで、片付けて・・・と一通りの流れができるまでは時間がかかるかもしれませんが、お子さんの自主性を育むためにもぜひ一緒に片付けをしてみてくださいね。

まとめ

  • 教具棚は、子どもの手が届くもの、色が明るいもの、開放的であるもの、自然素材であるものがおすすめ。
  • 教具棚を用意したらお終いではなく、パパやママが一緒に片付けを行い、その姿を子どもに見せてあげよう。
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ママ向けのお得情報もまとめているのでよかったら見てくださいね!

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この記事を書いた人

元教師。現在は専業主婦で一児の母。
モンテッソーリ教育や知育を子育てに取り入れています。
モンテッソーリ教育のことを中心に子育てのことやお得情報を発信しています(*^^*)

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