
今回は子どもの発達について説明しながら、それに合った玩具を紹介します。
おもちゃの選び方やおすすめのメーカーなど細かく解説しますね!
よかったらおもちゃ購入のヒントにしてみてくださいね♪
玩具の選び方
選び方のポイントは3つあります。
安心・安全であること
子どもは、玩具を口にいれることがあります。そのため、自然素材でできたものや、無害の塗料を使ったものがおすすめです。
シンプルな機能であること
たくさんの機能がついた玩具は、大人から見たら、良さげに見えるかもしれません。しかし、シンプルな機能の玩具のほうが、子どもにとってわかりやすいため夢中になります。特におすすめなのが、目的が明確な玩具です。例えば、下記の玩具は、積み木をすべてボックスに入れたら終わりです。遊びの「始まり」と「終わり」がわかりやすく、目的が明確です。
目的が明確な玩具は、豊かな想像力を育む土台作りになります。また、遊びの「終わり」がわかるため「できた!」という達成感にも繋がります。
素材や色合い、作りが美しいこと
人間のセンスは、幼児期に形成されます。そのため、美しいものを子どもに提供することでセンスを磨くことができます。また、プラスチックよりも木を使った玩具の方が自然の豊かさやぬくもりを感じることができます。
おすすめの玩具メーカー5選
ネフ社
スイスの玩具メーカーです。
色合いが美しく、独特なデザインです。塗料も人体に害のないものを使っているため、赤ちゃんにも安心です。お値段はかなりお高めですが、品質は最高です。赤ちゃんに最高の玩具をプレゼントするなら、ネフ社がおすすめです。
ジーナ社
ドイツの玩具メーカーです。
美智子様が愛子様に贈られた音のなる積み木、ベビーキューブが有名です。
カラフルでインテリアにもなりそうな美しいデザインのものが多いです。
グリムス社
ドイツの玩具メーカーです。
アーチレインボーが有名です。おうちでモンテッソーリ教育をされている方のインスタでもよく見かけます。
色合いが美しく、木のぬくもりが感じられます。塗料も人体に害のないものを使っているため、赤ちゃんにも安心です。
ハバ社
ドイツの玩具メーカーです。
こちらもカラフルな木製のおもちゃが多いです。安全性については、ヨーロッパの基準とアメリカの基準、どちらも満たしているので安心です。
ニック社
ドイツのおもちゃメーカーです。
木製の玩具が多く、主にカエデやブナを使用しています。プラステンが有名です。
発達に重要な敏感期
子どもには「敏感期」という、ものすごい集中して何度も同じことを繰り返す時期があります。例えば、ティッシュペーパーを箱からたくさん「ひっぱる」、何度もテーブルからものを「落とす」などです。これは、子どもが無意識のうちに、成長するために行なっている「やりたい行動」なのです。
「やりたい行動」に合った玩具を用意することで、子どもの発達に良い影響を与えます。
0歳児の発達の目安
子どもの「やりたい行動」と目安の月齢を表にしました。
粗大運動:身体全体を使う運動のこと
微細運動:手指を使う運動のこと
感覚:視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感のこと
目安月齢 | 粗大運動の発達 | 微細運動の発達 | 感覚の発達 |
1~3か月 | ものを見つめる、追視、うつ伏せで頭を上げる | 両手を合わせる | 声のする方を見る |
3~6か月 | 首がすわる、寝返りができる | ハンドリガード、ラトルなどを握る、自分からものに手を伸ばす | 口に手やものを入れる |
6~9か月 | ずりばい、お座りができる、ハイハイができる | 両手で持つ、ものを持ちかえる | 鏡に写っている自分に興味を示す |
9~12か月 | つかまり立ちをする、伝い歩きをする、ひとりで立つ、歩き始める | ものを落とす、ものを投げる、ものをつまむ、殴り書き | 大人の真似をする |
この表はあくまでも目安です。3ヶ月で寝返りができる子どももいれば、寝返りをほとんどせずにお座りができるようになる子どももいます。
発達には個人差があります。発達のスピードを気にしすぎたり、他の子どもと比べるのではなく、自分の子どもをよく観察することが大切です。観察することで、その子どもの「やらなければならない行動」が見えてきます。
0歳児におすすめの玩具10選
モビール
新生児期から使えます。
生まれたばかりは、まだ色の識別ができず、白黒の世界です。
また、早い動きのものは目で追うことができません。そのため、風で揺れる程度のモビールがおすすめです。生後3ヶ月くらいからは色のついたモビールがおすすめです。
鏡
新生児期から使えます。
自分と他人の違いを認識したり、表情が豊かになったりします。また、身体の動かし方の理解にも繋がります。我が家も姿見を横に倒して配置しています。遊ぶスペースに置いてあるので、よく鏡を見て自分の身体を触っています。
ラトル
生後3ヶ月くらいから使えます。
持ち手が8ミリ程度のものが握りやすくておすすめです。いろいろな素材のものに触れることで刺激になります。
起き上がり人形
生後5ヶ月くらいから使えます。
ずりばいの練習で使うのがおすすめです。うつ伏せをしているときに、目の前に置いてあげると、手で触ろうとして前に進もうとします。人形は押しても起き上がるので、普通の人形のように立て直す必要がありません。
エッグスタンド
生後6ヶ月くらいから使えます。
エッグをカップに入れたり、出したり遊ぶことで、「掴む」「はめる」といった動作を練習できます。
ハンマートイ
生後6ヶ月くらいから使えます。
生後6ヶ月前後の段階では、まだハンマーは使わず、ボールを手で押し込んで遊ぶのがおすすめです。この頃くらいから、「対象恒常性」という、ものの永続性を理解します。そのため、一度消えたボールが、下から出てくることに夢中になります。
布のボール
生後3ヶ月くらいから使えますが、ハイハイができるようになってから、転がして遊ぶのが特におすすめです。布のボールは遠くに転がりすぎてしまうことがないため、ハイハイの練習にぴったりです。初めての布のボールに地球儀を選べば後々文化教育にもつながります。
ボールトラッカー
生後8ヶ月くらいから使えます。
作りがしっかりしたものを選ぶと、つかまり立ちの練習になります。しかし、ボールの転がるスピードが速すぎるものは、興味を失ってしまうので注意しましょう。
手押し車
生後9ヶ月くらいから使えます。
重量のある手押し車を選ぶことで、安全につかまり立ちをし、歩く練習をすることができます。
プルトイ
生後12ヶ月くらいから使えます。
紐をひっぱることで、紐についてるおもちゃが付いてくる、ということを理解します。生後6ヶ月くらいの時に、購入し、目の前で動かしてあげると目で追いかける練習にもなるのでおすすめです。

おもちゃは、購入するとなるとそれなりの価格がするので、慎重に選びたいですね。
また、おもちゃを購入するとどうしても場所を取ります。
おもちゃのレンタルサービスもあるので、レンタルもあるのでをするというのも一つの方法ですね。
詳しくは下記の記事をどうぞ!
まとめ
- 玩具は、「安心・安全であること」「シンプルな機能であること」「素材や色合い、作りが美しいこと」を基準にして選ぼう
- 子どもの「やらなければならない行動」に合わせた玩具を選ぼう
- おもちゃは購入だけでなくレンタルもある!

ママ向けのお得情報もまとめているのでよかったら見てくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
応援していただけると嬉しいです(*^^*)

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参考元:スーザン・M・スティーブンソン「デチタでチたできた!」
藤崎達宏「0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」
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